UCCホールディングス株式会社
執行役員 CAO(グループ最高アドミニストレーション責任者)
畑 聖二 様
あらためて振り返るとジェネックスさんとのお付き合いのはじまりは十数年前と古く、当初は一般的な改革や業務改善に関わる手法についての研修等、人材育成やナレッジの提供が、主なご支援いただいた内容だったと思います。結果は想定する以上のもので、体系立てた説明にとどまらず、研修を受けたうえで成し得ることの期待感を経営からヒアリングされたうえで、当社の実務や環境に沿った演習やフィードバックに反映するべく力を注いでいただきました。そのおかげで、この研修への参加者の多くは修得したツールや考え方の活用をスムースにその後の実務にも繋げることができました。正直なところ、これまで研修は行うものの、研修で得た知識や成果が実務にはなかなか活かすことができないことが多い中、研修を実際のビジネスの環境にフィットさせて、成果を出すことにコミットしているコンサルと感じ、その後は、当社グループでの経営がかかわる大きな業務改善のプロジェクトにもいくつかご支援をいただきました。
一概には、コンサルタントの方々に案件を依頼すると‟第三者の立場から、専門的目線で戦略を立案する”となるケースが多いと思います。一方、ジェネックスさんの場合には、当社社員と協働し、主要な関係者が自律的に動けるか等、人に関わる点にもフォーカスされ、また戦略にとどまることなく実行フェーズにコミット、実現性を高める点が大きく異なると感じています。エクセキューション(実行)のフェーズ、成果の創出を意識し、ステークホルダーとの意思疎通を大事にされるので、関係者の納得感、一体感が醸成されることがクライアント側の立場としてはなにより嬉しいことです。
また、ジェネックスさんは、‟現状把握”や‟現場写真”を常に重要視されます。当社から案件をご相談すると、まず最初に現場に出向き、現状の理解を深めるため、関係者の声や現物(オペレーションやツール)を確認されます。ジェネックスさんと多岐にわたる専門分野で‟本質“をとらえた深いディスカッションができることも、このステップで、‟真摯に“ ‟実直に“ 課題に向き合う一貫したスタンス・ステップがあるからと、いつも感心しています。
今では胸襟を開いて物事の本質を議論しあえる、最も信頼する当社の大切なパートナー企業のひとつであると考えています。