エヌ・イー ケムキャット株式会社
常勤顧問
鈴木 雅仁 様
当社は、住友金属鉱山とドイツに本社のある化学メーカーBASFコーポレーションが共同で設立した合弁会社で、自動車用、化学工業用等の貴金属を中心とした“触媒”を製造・販売しています。
元々当社で行っていた“現場力向上活動”に一貫性のある改善手法を導入し、改善をリードしていくコア人材を育成したいと感じていたところ、2018年にBASFからリーンシックスシグマ(以下、LSS)の紹介を受け、BASFと共通の改善手法としてLSSの導入を検討し始めました。LSSの導入を開始するにあたって、BASFからの支援では言葉の問題もあり困難が予想されたため、LSSの手法を教えてくれるコンサルタントの候補を挙げ、3社と面談をさせていただいた結果ジェネックスに依頼する事に決定しました。
3社のうち、ジェネックスの提案はLSS手法の講習に加え、実際の改善PJへの支援が充実している事に特徴があり、これが当社の目指していた、“改善活動をリードしていくコア人材の育成”にマッチしていました。さらに豊富な経験からくる率直なアドバイスは、ジェネックスを信頼できるパートナーとさせていただく大きな根拠となりました。
当社の製造部門である生産本部から始めたLSS活動は改善そのものの効果はもちろんの事、日常の仕事の中にLSSの考え方が根付きつつあり、人材育成の観点からも経営陣の評価は高いです。このため、2022年から研究開発センター、本社事務部門にもLSS活動を展開することとなりました。これはジェネックスから支援を頂きながら、実際の改善活動を通してLSSの考え方が浸透していった結果であり、本当に感謝しております。